kanpinue

早春の湖  

氷が融け数ヶ月ぶりに湖面が開いた湖。
水中では地上よりも一足先に生物の営みが活発化していた。

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黒く見えているのは全て魚、ワカサギの群れである。
産卵を控え、少なく見積もっても5桁は下らないと思われる数の群れが、流れ込み近くの浅瀬に集まっていた。



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これだけの数が群れているのだから、当然捕食する側はそのチャンスを見逃す筈は無い。
50cm程のブラウントラウトが、悠然と群れの間を割って泳ぐ。
それはまるで数を確かめながら襲撃のタイミングを見計らっているようにも見えた。



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水中の様子。
ワカサギの群れの下を泳いでいるのは、イトヨの若い個体の群れである。
北海道の湖とは思えないような光景が展開されていた。







ワカサギ
Hypomesus nipponensis
キュウリウオ目キュウリウオ科ワカサギ属
釣りの対象魚としての人気が高く、冬の穴釣りが有名。
味は美味。


ブラウントラウト
Salmo trutta
サケ目サケ科タイセイヨウサケ属
ニジマスと並び釣りの対象として人気が高い外来魚。
本来生息している筈の無い場所にいるのは、心ない、無知な釣り人により放流された為。
そのせいで、ここに生息する在来生物に危機が及んでいる。


イトヨ
Gasterosteus aculeatus
トゲウオ目トゲウオ科イトヨ属

背中や腹などに刺がある、トゲウオの仲間。
オスが水草などで巣を作る、特異な産卵形態が知られている。






category: モンライケ

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訪問者  

毎年、軒下のほんの僅かな隙の中でスズメが子育てをしている。
どうやら今年も準備を始めたようだ。

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昨年のちょうど今頃、朝に車のフロアマットを洗い、物干に掛けておいた。
昼頃に見ると、掛けて折れた一番上の部分の毛が、奇麗にむしられていた。
そう、犯人はスズメ。
マットの毛をむしっては、巣に運び入れていたのだ。

それを見てちょっと実験をしてみた。
捕食者になりうる猫の毛を、はたしてスズメは使うのか?
そこで早速愛猫をブラッシングし、抜けた毛をベランダに置いてみた。
結果は、見事使った。

猫の毛はブラッシング直後のものを使用したので、人間がかいでも解る程、猫の匂いがしていた。にもかかわらずスズメが使用したという事は、スズメは嗅覚が弱い、もしくは雛を育てる上で匂いは何ら影響しないのだろう。もしかすると危険察知に嗅覚は関係していないのかも知れないな…。

そもそも猫の毛の匂いがじきに消えてしまうとしたら??
ただ巣材を提供しただけかも…。

その後、これに関する実験は行っていない。
そんな訳で、結論は未だ出ずじまい…w



スズメ
Passer montanus
スズメ科スズメ属スズメ
人間にとって最も馴染み深い野鳥の一種である。








category: ヤエユーカル

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フクジュソウ  

春の訪れを真っ先に告げる花、フクジュソウ。
おめでたい花として鉢植えが人気だが、この花が持つ特徴についてはあまり知られていない。

自然下でのフクジュソウは、雪が溶けるとすぐに花を咲かせる。その頃の気温は概ね一桁前半。
受粉を虫に頼っている花にとって、低温は不利な条件であるのだが、写真の通りフクジュソウには沢山の虫が集まっている。

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実はフクジュソウ、花に蜜を持たない。にもかかわらず虫が集まるのは何故だろうか。

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理由はこの花の仕組みにある。
パラボラアンテナのような形状で太陽を追いかけ、その熱を花の中心に集めている。
それは虫達を暖め、動きを活発化させるのと同時に、花粉管や種子の成長を促進させているのだ。
ちなみに、花の外と中心部とでは5~6℃ほども温度が違うそうである。

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フクジュソウは虫達にとって快適な環境を提供する事で、受粉を有利に進め、種の存続を図ってきた。
フクジュソウだからこそ、この季節に咲く事ができるのだ…。

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フクジュソウ
Adonis ramosa
キンポウゲ科フクジュソウ属
環境省レッドリストでは絶滅危惧II類に指定されている。
国内には4種のフクジュソウが存在するらしい。


category: 未分類

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ありがとう  



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anniversaryに寄せて沢山のメールを頂き、

皆が幸せに、元気に頑張っている事を知りました。

その事実が、僕にとっての最高のプレゼントです。

皆さま、ありがとうございます…







category: ヤエユーカル

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