kanpinue

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くま  

酪農家のKさんより山の下の牧草地にクマがいるとの連絡を受け急行する。
現地に着いた時には既に薮の中に身を隠した後だったが、状況から再度出現する事を確信し車の中で待機。
二時間ほど待った頃、斜面の笹をがわずかに揺らしながら下りてくる一頭のヒグマの姿を双眼鏡の視界に捉えた。
クマはそのまま牧草地に出て、伸び始めたばかりのチモシーを一心不乱にむさぼっている。
まずはじっくりと観察する。
体つきは逞しく、ゴツゴツした印象。それほど大きくはない。3~4歳の比較的若いオスと判断した。
次に撮影にうつる。ベストポジションを求め風下を移動するも、起伏が邪魔をし思うようにいかない。
しかたなく別の角度からアプローチをする。しかし、70m程近づいた所でクマはこちらに気付いて警戒しだし、そのまま薮の中に逃げ込んでしまった。
知床に比べ、はるかに人とクマとの距離が遠いことに驚くと同時に、その事がとても嬉しく思えた。

近隣の酪農家の方々は、ヒグマが現れてもいちいち通報しないそうだ。
聞くと、この辺ではこれまで家畜がヒグマの被害にあった事は無く、悪さもしていないのに撃ち殺されるのはしのびないとの事。確かに、隣の草地にはホルスタインが放牧されていたが、クマは全く気にしていない様子だった。
「いま流行の草食系だね~」
そう言って笑うKさんや近隣の酪農家の姿に、ヒグマとの共存の可能性を見た気がした。



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