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守りたいもの  

sakuramasu.jpg


道北のとある河川のさらに支流。
幅2~3mの小さな流れに、婚姻色ののった美しいサクラマスが群れていた。
数十年前の北海道なら、どこでも普通に見られた光景かもしれない。
しかし、人為的理由により各地で個体数が減ってしまった現在において、その光景はまさに夢のようであった。
そんな川が今、「流域に暮らす人々の命と財産を守るため」という大儀のもと、国や道の政策によって危機に晒されている。それも私が知っているだけで二ヶ所。
一ヶ所は河川改修、もう一ヶ所は大規模なダム建設である。
一度やると決めたら何が何でもやり通そうとする行政。その気概は実に立派だが、それは是非違う場面で発揮していただきたい。
そもそも、地元住民が望んでいない事を、なぜするのだろうか…。地元住民が守ろうとしているものを、なぜ壊そうとするのだろうか…。その行為は人々の財産を守るという大儀に反しているのではないだろうか…。
壊れた物を修理するように、自然を元には戻せない。手を付けてしまった後では遅いのだ。
是非いちど目を閉じて想像してほしい。200km先の海から産卵の為に遥々遡上して来るサクラマスの姿を。沢山のヤマメが踊る美しく清い流れを。
何が本当に大切な事なのか、何が本当の財産なのかを、もう一度よく考えてみて頂きたい。
一人の人間としての立場で…



※写真のサクラマスは許可を得て捕獲しています。
 撮影後、リリースしています。



※学名のスペルを間違っていました。
 正確には Oncorhynchus masou です。 10/2 追記







category: ヤエユーカル

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